ここのところ、腰痛と雑用に追われていて、ブログの更新をサボっていました。
さて、ヒゲじいは4月に台湾に初めて一人旅をしたのですが、旅行前の台湾に関する知識は皆無に近いものでした。
特に言葉について。
台湾の公用語は大陸で「普通語」(ぷーとんふあ)と呼ばれる中国標準語と同じだと聞いたことがありました。
漢字が日本の旧字に近い「繁体字」なので、多少、中国語を勉強したヒゲじいとしては何とかなるかと思っていました。
もちろん、いかにも日本人らしいジジイがカタコトの中国語もどきの言葉を話せば、親切な台湾の人は何とか理解しようと努力してくれるので、ある程度のコミュニケーションはできました。
でも、台湾旅行を挟んで、台湾で話されている言語について、いくつかの新しい知識を仕入れました。
*台湾華語
まず、公用語は確かに大陸の「普通語」と基本的には同じですが、語彙や発音が違うものが多くあり、「華語」と言うようです。
カンタンな例で言えば、大陸の「普通語」なら台北は「タイベイ」でも、「華語」だと「タイペイ」です。
もちろん、漢字は繁体字(台湾のひとたちは正体字と呼んでいます)ですので、大陸の「簡体字」に慣れているヒゲじいとしては混乱がありました。
台湾に着いた日に行った三峡で地元の高校生と話す機会がありました。その中で、どうしても聞き取れない単語があったので、中日辞書を渡して「引いてみてください」と言ったのですが、うまくいきませんでした。
なぜなら、その中日辞書は大陸の普通語なので「ピンイン」(アルファベットを使用した発音記号)だったためのようです。
一般的には台湾では「注音記号(ボポモフォ)」と呼ばれる発音記号が使われていることをヒゲじいは知りませんでした。
台湾には歴史的にいろいろな地方の人が入っていますので、
大きく言えば
・台湾語=ホーロー語、ビンナン(門構えに虫、南)語
・客家語
・原住民の言葉
があるそうです。
ヒゲじいの個人的な印象ですが、台南や高雄など南下すると台湾語を話す人や台湾語なまりの華語を話す人が増えるように思えました。
いずれにせよ、もう少し台湾のことを理解するために、テキストを購入しました。
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